Cat®963トラックローダ、燃費、生産性の向上と究極の汎用性を両立

日本でのリリース: 2020年（リリース月挿入予定）
リリース番号: 323PR20

機械投資に対するリターンを最大限に高めることが重要である場合、1人のオペレータが1台のトラックローダで、掘削、積込み、運搬、埋め立てなどをこなせる汎用性が必要です。新しい^Cat ® 963トラックローダは、こうした汎用性を備えるとともに、最大10 %の燃費向上、生産性の向上、キャブと操作性の改良を実現しています。また、963は日本2014年（Tier 4 Final）排出ガス基準に適合しています。新しい963クローラローダは、151 kW（202 hp）および20,358 kg（44,881 lbs）の運転質量で動作し、963Kに代わる製品となっています。 

操作が容易に

963の新型キャブは、サスペンションシートや調節可能なアームレスト/コントロールを備えており操作が簡単です。使いやすい直感的な254 mm（10インチ）タッチスクリーンダッシュディスプレイを採用しており、高精細リアビューカメラを標準装備しています。Slope Indicate（スロープ表示機能）により、機械の縦断勾配とクロススロープがディスプレイに直接表示されるため、操作性が向上しています。

ジョイスティックコントロールは、スキッドステア/コンパクトトラックローダの使用経験があるオペレータにとって使い慣れた操作感となっています。また、従来のVレバー/フットペダルコントロールも選択可能です。どちらのコントロール方式であっても、オペレータの好みや用途に合わせて、作業装置の応答性をFine（精密）、Normal（ノーマル）、Coarse（ラフ）のいずれかのモードに設定できます。作業装置とステアリングの応答性がより滑らかになっており、ステアリング性能の向上により操作性も良くなっています。

生産性の向上 + 燃費の向上 = 収益の向上

963はCat C 7.1エンジンを搭載しており、従来のモデルに比べて15 %高いピークトルクを生み出すことができ、負荷下での走行パワーが向上しています。

エコモードではエンジン回転数が自動的に減速されますが、低負荷では、選択した走行速度に維持されます。このエコモードと効率が向上したエンジンとの相乗効果により、963K比で最大10 %の燃費向上を実現しています。  

オプションのパフォーマンスシリーズバケットは、最大20 %の生産性を向上させます。オプションのFusion™クイックカプラを使用することで、トラックローダ、ホイールローダ、他のFusion対応機械の間でさまざまなバケット、フォークなどのツールを共有でき、迅速なアタッチメント交換が実現します。

特定用途向けの低接地圧（LGP、Low Ground Pressure）機械および廃棄物処理機械は、過酷な用途に対応するために設計された専用の足回り、ガードなどの機能を工場装備しています。

効率を高める接続機能

CAT LINKテレマチックテクノロジは、機械、資材、人によって生成されたデータを収集し、カスタマイズ可能な形式で提供することにより、作業現場の管理の煩わしさを軽減します。

• Product Link™では、種類やブランドを問わず、保有するあらゆる機械からデータを自動的かつ正確に収集し、Webおよびモバイルアプリケーションを介してそれらをオンラインで閲覧できるようにします。
• VisionLink®を使用して、いつでもどこでも情報にアクセスできます。サブスクリプションでは携帯電話か衛星、またはそれらの両方からレポートを受け取ることができ、構成をカスタマイズする際にはCatディーラがお手伝いいたします。
• Catアプリを使用すれば、スマートフォンで好きなときに資産を管理できます。
• リモートトラブルシュートでは、Catディーラがリモートで診断試験を行うことができるため、時間とコストを節約できます。リモートフラッシュを使用すると、サービスメカニックがいなくても、車載ソフトウェアをお客様の都合の良いときに更新でき、更新作業時間が最大50 %削減されます。
• 用途プロファイルとオペレータIDを使用すると、主要な機械設定を保存して時間を節約できます。
• 機械セキュリティ – パスコードを導入することで、機械を始動する前にオペレータはIDの入力を求められるようになり、より高いレベルのセキュリティを実現できます。

963および汎用性の高いCatトラックローダの製品系列全体の詳細については、お近くのCatディーラまたはwww.cat.comをご覧ください。 

963製品仕様

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